2016年夏も梅雨が明けて本格的な暑さを迎えています。
まだ登山靴を買っていない方に朗報です。今回の本記事ではこれから買って納得できる登山靴の選び方を伝授します。
本記事を参考にして、登山靴を探し求めてみましょう!
登山靴は試し履き9割
登山靴は試し履きを何度も繰り返して買います。
こういってはなんですが、いろんなショップを巡り同じ靴を何度も履きますが、それは店員さんのアドバイスが千差万別だから。店員さんによってはその靴との比較対象の登山靴を的確に教えてくれることもあります。
(店員さんの販売としてのレベル感と登山者としてのレベル感が問われる大事な儀式でもあります…)
そうして出会った買うべき登山靴を見つけたら、あとは買うだけです。
買うのは存分に安いところを探してください^^
買うべき靴はどんな靴?
ハイキングシューズ、トレッキングシューズにも様々な種類があり、お店によっても言葉が違ったりすることもあるかもしれません。ライトトレッキング、マウンテンシューズ、ハードトレッキングなどなど……
こんな条件で選んでみてください。
- 夏山で履けること
- 低山の雪山で履けること
いかがでしょうか。
こうなると靴を選ぶ条件も限られてきます。
雪山に行く時の靴の特徴
- 生地は厚みがあり、しっかりしている
- ソールが硬い
- コバがついている
簡単に特徴を言うと靴が重くなります。
そうです、雪山に行ける靴は重くなります。
これを夏山の登山靴にすると重登山靴、ハードトレッキングシューズと言われる部類の登山靴です。夏山では岩場(がんりょう)帯が続く山々や縦走登山をする場合に適している登山靴とも言えます。
それらの登山靴の中で4シーズン用を選んでください。
写真はマムートのマナスル GTXR Women
※写真をクリックしていただけると、登山靴の商品ページに飛びます。
4シーズン用の靴向けのアイゼン
雪山でしか履かない登山靴、いわゆる冬靴でのアイゼンは靴の前後についたコバがあり、それに合わせてワンタッチ式のアイゼンを装着するのが主流になります。
4シーズン用の登山靴では、後ろコバがついているものが多くなっています。
アイゼンはセミワンタッチ式のアイゼンを装着することになります。
写真はグリベルの12本爪アイゼンのニューマチック。
様々な登山靴に合うので、ぜひ試していただきたいアイゼンの一つです。
※写真をクリックしていただけると、アイゼンの商品ページに飛びます。
いきなり冬靴を買うのって心配
もし心配が先立つようであれば、軽登山靴を一つ買っておくと安心。
4シーズン用の登山靴と併用しながら、履きこなしていきましょう。
予算上どちらかというのであれば、4シーズン用の登山靴の購入をお勧めします。
ストック2本を用意すれば、簡単な雪山登山も始めることができます。
雪山登山は気軽に始めて欲しい。
雪山の登山はちょっといいかなって遠慮している方の背中を押し、雪山登山を始めるハードルを少しでも下げられればいいなというのが筆者の本音です。
靴ひとつ、雪山に目を向けてやるだけで選択肢も変わってきます。最初の一歩で雪山登山を視野に入れておくだけで違うものです。いつでも始められるわけですから、雪山登山ツアーや登山ガイドのツアーにも参加しやすくなりますよね!
雪山登山には夏山に無い魅力がたくさんあります。一人でも多く、雪山行こう!入門しよう!装備揃えよう!そういう風に思っていただけたら嬉しいです!
雪山であなたをお待ちしています。