尾瀬国立公園内に位置する尾瀬沼ヒュッテ。
冬季は閉鎖されていて春から秋にかけて季節限定で営業している山小屋です。
燧ケ岳の麓に位置するベースキャンプ
東北地方における最高峰の山が燧ヶ岳。
燧ヶ岳に登る際にベースキャンプとしたいのが尾瀬沼ヒュッテ。
1日目のアプローチとしても最適
大清水から尾瀬沼ヒュッテ
大清水から尾瀬沼ヒュッテまで三平峠を越えて3時間半ほどで到着。
地図などでは3時間程度の記述もあるが健脚者でもない限りは3時間半をみておくと良いかと思います。
七入から尾瀬沼ヒュッテ
七入から尾瀬沼ヒュッテまで沼山峠を越えて4時間ほどで到着。
こちらも歩行時間はやはり4時間半を見ておくと安心です。
尾瀬沼ヒュッテでは16時までの到着をお願いしており、お昼までに出発できれば1日目としては最高のスタートが切れそうです。
チェックインとチェックアウト
チェックイン
小屋泊
玄関内が混み合っている場合はザックを降ろして入館します。
小屋に入ると右側に受付があります。
靴を脱ぎ受付用紙の記入を行うようにしてください。
細かい部分は小屋の方が質問していただけますので安心です。
なお宿泊者全員の住所などの個人情報の記入は不要。
支払いは現金とクレジットカード(VISA/master)。
団体の場合は支払い分を事前に集めておくと便利です。
テント泊
小屋に入るとまずテント場の受付が玄関にあります。
靴を脱ぐ必要はありませんので、受付用紙への記入を済ませて支払いをしましょう。
ルールなどを熟読して札を受け取ってください。
チェックイン時間
小屋泊もテント泊も13時からのチェックインになります。
小屋へは16時までには到着するようにしましょう。
遅れる可能性のある場合は事前に電話をしてください。
チェックアウト
朝8時までにチェックアウトをする必要があります。
(テント泊の方は12時までにチェックアウト)
受付にある鍵入れに鍵を戻してチェックアウトは完了です。
テント泊の方も玄関外側に看板があり、そこに札を戻して完了です。
個室の様子
4人で使用するのに最適な部屋の広さ。
5人、6人でも布団を引くのには十分な広さがあります。
山小屋の食事・飲み物・自炊
夜ご飯は17時を目安に。
到着時間が遅れそうな場合などは事前に連絡をすることで臨機応変にご対応いただけます。
朝食は朝6時から。
2階にはお茶を用意していただけています。
温かい飲み物が欲しい場合は水筒持参がおすすめです。
お酒の価格
生ビール(銘柄はサッポロ)を800円で飲むことができます。
缶ビール、缶チューハイも販売。
売店は18時半頃までしか開いていないため、遅い時間には自動販売機で対応するようにしましょう。
自炊をする場合
小屋内での食事は可能ですが、混雑時は原則外での食事になります。
小屋内でのバーナーの使用は不可。
料金と予約
料金と支払い
一泊2食 9,000円(小学生7,000円)
おにぎり弁 当 800円
素泊まり 6,500円
空いている際の一人部屋希望時は1,000円追加
小タオルと歯ブラシが付いてきます。
予約は電話もしくはオンラインでお願いします!
尾瀬沼ヒュッテでは小屋泊の方にもテント泊の方にも予約をお願いしております。ご協力のほどお願いいたします。
営業期間中(4月後半のGW前〜10月中旬)
電話番号:090ー7064ー4183
※電話から離れていることもあるため、長めのコールをお願いします。
総合案内所(年中無休)
電話番号:0241ー75ー2350
F A X:0241ー75ー2336
その他
・乾燥室が完備されています。
乾燥室には十分なハンガーなどが用意されています。
ストーブがついてない場合などは小屋の方にお願いしてください。
・お風呂が完備されています。
注意点:日によって入浴時間が異なる場合があります。
注意点:1回に入れる人数は7人までです。
注意点:テント泊の方の入浴時間は17時〜18時に限られておりますのでご注意ください。(小屋宿泊者の利用状況によっては日帰り入浴が不可の可能性あり)
注意点:シャンプー、ボディソープ、石鹸などの利用は不可です。
注意点:ドライヤーが別室洗面所に設置あり
・小屋内には喫煙スペースはありません。
・売店は18時30分までの営業になります。
・談話室があります。
おすすめルート/尾瀬を満喫して至仏山に登る
尾瀬を満喫する2泊3日
至仏山だけを満喫するには鳩待峠が最適地です。
尾瀬を満喫したい場合には大清水からの入山が最適。
1日目は大清水から尾瀬沼ヒュッテへ。
2日目は簡単なハイキング。
尾瀬沼ヒュッテから見晴を通り、山の鼻で宿泊。
3日目は至仏山に登り鳩待峠へ下山。
尾瀬沼、尾瀬ヶ原を楽しみ、至仏山に登るルート。