雪山を始める前の第一歩として、夏山・秋山を知るということは大事な経験となり、下見の役割をします。
一度行ったことがあるだけでも安心して雪山にチャレンジできると思います。
今回はアイゼン&ストックで行ける山を5つご紹介させていただきます。
素敵な夏山をお楽しみください!
北横岳
黒斑・蛇骨岳
雪が積もった浅間山は浅間プリン、ミルクプリン、コーヒープリンなどと呼ばれています。
谷川岳
豪雪地帯としても有名な山域にある谷川岳は日本三大岩山としても知られている名峰。
天神尾根ルートだとロープウェイを使い、危険箇所もほとんどなく山頂へ行くことができます。
雪が積もった冬場はこの天神尾根上でよく雪上訓練が実施されている名所になっています。
西穂高岳丸山
北アルプスの名峰「西穂高岳」を目指してみましょう。いきなり西穂高岳本丸へ挑むのは危険で、実際に目指すのは手前の丸山までになります。
新穂高ロープウェイを使い登山口となる西穂高口へ。登山口から西穂山荘を通り、丸山へ向かいます。
(冬の雪山では西穂山荘から登山口までの登り、下りはノーアイゼンでツボ足の練習をしてみるのがオススメのコース。)
西穂山荘は通年営業をしているので、冬場も比較的安心して山へと足を向けることができます。
蓼科山
本記事でご紹介している北横岳のお隣の山が蓼科山。山頂は広大で多くの登山者で賑わっているのが特徴的です。
いくつかコースがありますが、女神(女乃神)茶屋から蓼科山に登り、将軍平に下り、天祥寺原を通り、竜源橋へ下ってください。
竜源橋〜女神茶屋までは遠くもないので、徒歩で少し登り返せば着きます。赤岳などの八ヶ岳連峰を見渡すこともできる場所がありオススメのコースです。
※大河原峠は冬季は通行止めのため利用不可となりますので、冬季を見据えた場合の下見山行にはオススメしません。
ガイドツアーや登山教室への参加も考えてみよう!
夏、秋のシーズンも登山教室やツアーなどの企画も盛んに開催されています。
最寄りのターミナル駅から大型バスで一緒に登山口まで向かったり、現地待ち合わせで登山をしたりと様々な形態があるので、一度調べてみてはいかがでしょうか。
最後に…
必ずしもこの夏山を経験しなければいけないというわけではありません。
初めて登る雪山をより良いものに、そして安全に下山するためには一度夏山を経験しておくことは無駄ではないことでしょう。
関東近郊だけでなく、全国から集まってくる名峰ばかりです。
ぜひ一度登ってみましょう!