2016年も半年が過ぎまして6月になりました。
夏日の暑い日も増えてきました。
雪の踏み抜きにアクセクして嫌気が指してくると、だんだん土が恋しくなってきますね。
さて今回の記事はメンテナンスについて。
一つ一つの登山用具は日々のメンテナンスが欠かせません!
日頃のメンテナンス次第で事故が防げたり、快適に過ごせる度合いが変わってきます。
もちろん衣類・登山服も一緒です!
ハードシェルのメンテナンスどうしたらいいの?
ゴア素材の衣服のメンテナンスは?などの疑問があると思います。
登山服のメンテナンスについて学び、解決していきましょう!
内から、外からの汚れなどで傷めてしまっているのが登山服。体内からは皮膚を通して出される汗や皮脂、垢などの排泄物などによるもの。体外からは塵や埃、土、その他大気中の様々な汚れが付着しています。
それらの汚れを綺麗にしているのが洗濯です。洗濯機で洗う方が大半かと思いますし、もちろん私も洗濯機を愛するヘビーユーザーであります。
本日は洗濯機で洗うだけで良いもの、それ以上にケアが必要なものなどお伝えしていきたいと思います。
洗濯機で洗うだけでOKな登山服
- インナー(下着類)
- ベースレイヤー
- ミドルレイヤー
- タイツ、サポートタイツ
日頃のケアは洗濯機で洗うだけで大丈夫。もちろん洗濯表示は要チェックです!ただし、登山服は派手めな色合いのモノもあり、色移りだけはご注意くださいませ。
Gore-Tex(ゴアテックス)素材の洗濯の仕方
気にされる方が多いのがGore-Texメンブレンが採用されている登山服の洗濯。Gore-Tex素材の衣類も洗濯しましょう!特に雨具、ハードシェルは雨や雪が降っていない時に着用した場合でも月に1度程度の頻度で洗濯することをオススメします。
- 洗濯
- 乾燥機orアイロン
これだけ!簡単ですよね。
日本ゴア株式会社が提供している1分半でわかる洗濯方法の動画も掲載しておきますので、ぜひ参考にしてみてください。
裏技ですが、アイロンの代わりにドライヤーというのも一つ。ドライヤーなら手軽にできますよね!品質、快適性を長持ちさせることも経済的かつ環境に配慮しますので素敵なことですよね。
修繕のススメ
アイゼンでパンツが破けちゃったという話は良く聞きます。私自身も、、、何回か破ったことあります。。。涙。
そんな時は自分で裁縫もいいけど、メーカー修繕がオススメ!生地の位置や欠損の大きさ、箇所数に応じて金額は変動しますが、メーカー修繕は綺麗になって戻ってくるので買い直すより安く、長い間登山服を愛用できますよね。
それでも自分で修繕したい場合は、まずはリペアシートでの解決を図ってみましょう。リペアシートはGore-Tex素材対応のものもありますので、手に入れてご自宅で修繕することができます。リペアシートを貼った後の撥水スプレーの処理は忘れないようにしましょう!
余談ですが・・・
修繕を見越してどのメーカーの登山服を買うか、選択肢のポイントにするのも一つです。
一例を挙げますと、The North Faceは日本仕様で展開しており、製造元のゴールドウィン社が国内工場にて修繕を手掛けております。他にもモンベル社、パタゴニア社などたくさんのメーカーが国内を拠点に修繕を手掛けておりますので、ご購入の際には確認してみるのも一つかと思います。
気になるコレどうしたらいい!?
グローブ:手洗い洗濯がオススメ。
天日干しで十分に乾燥させて、保管!
靴下:通常の洗濯方法と同じでオッケー!
洗濯機で洗濯して、干して、保管!これだけ!
少し臭いが気になる場合は、少し長めの漬け置き洗いを試してみましょう!
ダウン:ダウンはケアがちょっと難しい登山服の一つです。最初に洗濯表示だけ要チェック!
ダウン用洗剤を使って、手洗いがオススメ。
気になる部分は歯ブラシやスポンジ洗い!
よーく絞って、天気の良い日に日陰干し!この時にパンパンと叩くようにしてダウンを均等していってください!
もし乾燥機があるようでしたら、低温乾燥もオススメです!
あとは保管するだけ!
肝心な保管方法
基本は通気性のいいところ!そして圧縮しない!
この2つを抑えておけば、また使う時には気持ち良く使うことができます。
最後に。
登山服についてメンテナンスの方法を書かせていただきましたが、いかがでしたか。初めて知る知識、すでに知っている知識あるかと思いますが、いづれにしても小まめなメンテナンスで登山服は長持ちします。
新しい洋服も良いですが、環境に目を向けてみて、今ある登山服を大事にしてみるのも素敵なことではないでしょうか。
今お持ちの登山服で素敵な景色を見て、多くの自然を体感してみましょう!