登山愛好家が集う山の会が全国各地に存在しています。
・初心者だから不安
・誰にも教わったことがない
・いつ遭難しないか心配
・雪山にチャレンジしてみたいけど
・登山ガイドは高額で躊躇する
そういう方は山岳会や倶楽部、サークルなどへの参加を検討してみるといいかもしれません。
山岳会をご紹介
山岳会ってこんなところ
名称はいろいろあります!
ふれあい山岳会(仮)、少年探検隊(仮)など山岳会だからといって名称に山岳会がつかなければいけないわけではありません。
ゲスト参加ができる場合も
ゲストとしてまずは参加して雰囲気を掴むことができると参加するハードルも下がります。
実際に入ってみて違ったなどとならないようにも、まずはゲストでの参加を申し出てみましょう。
助け合いの団体
遭難の際の連絡系統などが整っており、有事の際には力強い存在になってくれます。
また技術や装備などを助け合っています。
技術を教えあう文化があり、共有装備などの貸し出しなどもあります。
山岳会のメリット/デメリット
参加するメリット/入らないデメリット
スキルアップと備品の貸し出し
一般的な登山だけではなく、バリエーションルートを歩くバリエーションハイクや(アルパイン)クライミング、沢登り、バックカントリーなど会によって様々なアクティビティを行っており、スキルアップを目指すことができる環境があります。
それに伴って不足している備品・装備の貸し出しなどを行っている場合もあります。
共有装備のテントなどを会として所有していますのでやりたい!参加したい!というタイミングで経験を積むことが比較的容易です。
安全対策
スキルアップを図っていることからわかる通り、遭難/事故などの対策には余念がありません。
関係各所への連絡はもちろんのこと、捜索活動への参加なども。
また万が一の際のために積立制度もありますので会へ参加の際に確認してみるといいでしょう。
仲間作り
普段の生活で周りに山登りをする人がいない場合や関係性を考えて普段の生活圏外で友人関係を築きたい場合に山岳会で山仲間が作ることができるのは一つのメリットと言えます。(これをデメリットに感じる人もいますので詳細は下記人間関係についてお読みください。)
入らないメリット/参加するデメリット
雑務の多さ
登山前に作ることになる山行計画書の作成、下山後に作る山行報告書の作成などはもちろんのこと、山行参加後の写真整理、会合出席時の財務、書記などがあります。会報を作成している会もあり、組織的に運営を行っている会ほど役割もあります。
人間関係
どんな組織にも言えることですが、人間関係が煩わしくなるときが訪れるかもしれません。派閥やグループ、ヒエラルキーが存在する場合もあり、対人関係の難しさを感じる可能性もあります。
デメリットを超えるメリットがあるのかを確認
メリット、デメリットを書かせていただきましたがいかがでしたでしょうか。メリットもデメリットもその山岳会やグループによって大きく異なります。山行にお試しでゲスト参加させていただくと見えてくることもあります。まずは一度参加させていただくといいでしょう。
登山サークルとの違い
多くの山岳会では高齢化が目立つものの40代、50代の入会も多いようです。
一方、登山サークルへは20代30代の参加が目立つものの、希薄な人間関係や転勤や異動も多い世代であることもあってか継続性の難しさがあるようです。
また組織化されていないことで計画する人が不在になってしまったり金銭関係が複雑になったりしているケースも見受けられますので注意が必要です。
山岳会の団体
国内において2大山岳会があります。
日本勤労者山岳連盟、日本山岳会の2つです。
そこに属する山岳会は全国に星の数ほどあります。
他にも登山サークルなどもたくさんあります。
山のどこかで団体さんとすれ違った際には、どこかのグループなんですか?と聞いてみると教えてくれますので、積極的に聞いてみるようにしましょう。