「雲竜渓谷」
日光「雲竜渓谷」には雪山初心者の心を鷲掴みにする荒々しい巨大な氷瀑が存在します。
そんな氷瀑を見に行ってきた女性から体験記をご寄稿いただきました。
見れる時期はわずか…
今週末にも行きたくなる体験レポートですので素敵な写真を見ながら、時間などを参考にしていただければと思います。
それでは氷瀑をお楽しみください!
日本有数の氷瀑を見に行こう
栃木県日光にある雲竜渓谷。
最高の天気に恵まれたこの日、氷瀑を拝むことは出来たのでしょうか。
雲竜渓谷の場所を確認してみます。
雲竜渓谷の氷瀑「雲竜瀑」は貴重
氷瀑は気温や水量、日照時間など諸条件によって形を大きく変化させます。
また雲竜渓谷の氷瀑を見ることができるのは、1月下旬から2月中旬頃までとわずかな期間に限られます。
(もちろん凍結の状況によって見れる期間は前後、また短縮します。)
そもそも氷瀑って?
氷瀑とは滝が凍ってる様のことを言います。
大きい滝になればなるほど水流も多く、凍るのが困難なため貴重といえます。
雲竜瀑について
山域:日光
標高:1,400M程度
見所:100Mの高さの三段の滝・氷瀑
雲竜瀑へ行ってみよう
〜山行時間〜
全行動時間は約6時間。 渓谷までが2時間半、渓谷から氷瀑滝壺までが10分くらい。行きは林道をダラダラと緩やかな登りで1時間〜半ぐらい歩いていてから沢を何度か渡渉した。
帰りは砂防ダムの方を通り2時間ほど。
なお今回40代半ばの女性の小柄な女性にご寄稿いただきましたので、参考にしていただければと思います。
駐車場情報
駐車場はありますが、停められるのはおよそ10台程度と少ないです。
そのため路上駐車などが多く見受けられますが、駐車違反などにはご注意ください。
またトイレはありませんので、到着までにトイレに行っておくようにしましょう。
(山行途中にもトイレはありません。)
駐車場は数が限られること、また道が複雑で案内がわかりづらいことから日光の駅方面に駐車しタクシーなどがお勧めです。
山行写真
晴れすぎちゃいましたね、、、
氷瀑が溶けていないことを願うばかりです。
この先は恐怖の渡渉…
渡渉の時、アイゼンをつけて渡るのが怖かったです
アイゼン歩行に慣れない方には怖さがあるかもしれません。
フラつく部分もあるかもしれませんが、気をつけて渡りましょう。
歩き進みます。
もうちょっとです…
もうちょっと!!
氷瀑目指すというのは、山頂目指すのと違う楽しさがありますね。
目線も普段の雪山登山とは違うかもしれません。
ということで、ドドーンと氷瀑の写真をお楽しみください!
なかなか尖ってますね!!
氷柱最高ですね!
怖いと思いつつも裏に行ってみたようです。
ヘルメット持参は必須ですね!
人の小ささを考えるとすごい景色ですね。
最後に感想をお届け
(ヘロヘロで覚えていませんが)アイゼンは洞門岩で着けたと思います。 最初の渡渉の時に足が落ちました。。。アイゼンの高さとゲイターで浸水は免れましたが浸水してたら、絶望(¬_¬) 渓谷から氷瀑まで急登があるので滑りやすく、6本爪アイゼンの初心者は苦労していましたが私自身は12本のためさほどでも無く通過することができました。 渓谷にはザックをデポした方が滝壺までは身軽に行けます。 駐車場はほぼ無いに等しく、7時前に着いても林道路肩がほぼ満車状態でした。
えと…
感動の感想文を期待していたのですが、ちょっと現実的な注意点をいただきました。
ありがとうございました^^;