グローブは2重が基本!
雪山においてグローブはとても大事なアイテムの一つです。
それは指先から凍傷にかかりやすいため。
そのためグローブはインナーグローブとアウターグローブを2重にして装着します。
インナーグローブは外さない!
冬の雪山ではインナーグローブはどんなことがあっても外してはいけません。
どんな時にも外気には触れさせてはいけないためです。
食事を取る時、トイレに行く時、アイゼンを装着する時、、、
どんな時でもインナーグローブはつけておくことが基本です。
日頃からインナーグローブを装着して、用事をこなすことができるように練習しておきましょう。
アウターグローブは完璧ではない…
アウターグローブで悩みが尽きないなんて言葉をよく聞きます。
それはプロのガイドさんでも同じ、、、
完全な防水グローブがほぼ皆無だからです。
防水グローブがあったとしても、操作性で劣り、ロープワークができない、、、
デザイン性、操作性、防水性、防風性など考慮しても、、、
まだ完璧なグローブは存在していません。
アウターグローブは永遠の悩みとも言えます。解決しない課題なのです。
アウターグローブはフィット感、操作感で選ぼう!
アウターグローブに完璧がないのであれば、フィット感、操作感で選びましょう!
インナーグローブを装着の上、アウターグローブをしてみます。
指の動きはどうかな?ゴワゴワしないかな?
そんな感覚で選んでみてください。
アウターグローブは高価な買い物です。
お財布と相談の上購入を検討してみましょう!
インナーグローブは予備必須!
アウターグローブが完璧でない以上、インナーグローブが濡れることも考えられます。
そういう時のことも考え、インナーグローブは予備をザック内に潜ませておく必要があります。
ヘッドランプの予備の電池と同じくらい重要度の高い装備ですので、
必ず予備のインナーグローブを用意しておきましょう。
以上、グローブについて書かせていただきました。
グローブも雪山においては大切な装備。
晴れている日でも足元には雪。いつグローブが濡れるかわかりません。
何事が起きてもいいようにしっかりと準備して雪山に登るようにしましょう!