こんにちは。
1月、2月から雪山登山を始めた方も多いかと思いますが、YAMAPやヤマレコ、インスタなどを見ながら今年は乗り遅れたので、来年に始めよう、そのように思っている方もいらっしゃるのではないでしょうか。
3月・4月からの雪山登山
1月、2月の厳冬期を終え、少しずつ暖かくなる3月から5月は雪山登山デビュー、そして経験を積むのに最適な時期です。
本記事は2022年シーズンの雪山登山を始めた方、これから始める方向けにお贈りしたいと思っていて、3月からでもまだ間に合いますよー!雪山行ってみませんかー!という記事になっています。
ぜひお楽しみください。
3月の雪山の様子
3月になっても4月になってもまだ寒いです。
それでも北からの寒気の影響が弱まり、幾分寒さも弱まっていますので、厳冬期と比較すると山行中も過ごしやすくなります。
雪崩が急増する
気温が緩み始める3月以降は雪崩が急増する時期です。
非常に危険な山域もあるため、中上級者向けの山域においては行けるところまで行ってみようという軽いノリでも行くことをオススメしません。
雪崩の危険エリアと分かっていても、遠回りをしたくないのが人間の性といえます。
近道したいがあまり、雪崩に巻き込まれるエリアに足を踏み入れているケースが多く見受けられます。
人が歩いているからといって、その人の足跡を追うのは危険です。
ご注意ください。
山の選び方
雪山登山初心者ということで勾配の緩い山中を歩くことを想定されている方もいらっしゃるかもしれませんが、谷筋を歩くことを考えると両側からの雪崩の可能性も残されており慎重にならざるを得ません。
山の地形によっては雪崩も起きやすいため、行く山は慎重に選ぶと良いでしょう。
チェーンスパイクと防寒で雪山登山を始める
丸腰の状態で雪山を歩くのは誰しもが怖いものです。
特に凍ってしまった急斜面では成す術もなく、滑り落ちていきます。
そこでチェーンスパイク。そして防寒です。
充実した装備は要らない
夏山に必要な装備は必要ですが、雪山だからといってピッケルや雪山用に新調した登山靴、12本爪アイゼンは要りません。
シンプルにチェーンスパイクを用意し、防寒を整えて雪山に行くところから始めてみましょう。
強いて言うなれば、ストックを携行しましょう。
バランスを取るにしても、ストックが一本あると重宝します。
チェーンスパイクの必要性
ツルツルに凍った登山道は登るのも降るのも一苦労。
そうした登山道はどこの山にもあるもので、チェーンスパイクがない場合にはしゃがみながら、そして近くの木々につかまりながら通ることになります。
チェーンスパイクは初冬や残雪期にもお守りがわりに装備しておくといざという時に役立ちますので雪山登山に行かないという方でも装備しておくと安心です。
防寒の必要性
朝夕の寒さ、日陰の寒さ、風を受けての寒さ、足元や指先の寒さは想定内としておきたいところ。
忘れられがちなのが汗冷えによるもの。
汗をかいたときの汗冷え対策としては肌着、下着を綿ではなく、山用の物にしておくことが最善です。
快適な春の雪山を歩くためにも肌着、下着から対策をしておきましょう。