雪山を始めたいけどいつも一緒に山に行く友人が乗り気にならないってことありませんか。
筆者の周りではよく耳にしていて、実際筆者の友人を誘ってみても…乗り気じゃないことってたくさんあります。
そんな友人と一緒に雪山に行く方法をお伝えしたいと思います!
雪山に友人と一緒に行くために…
いつも山では行動を共にする友人。そんな友人と登山を頻繁に行っていて良きパートナーである場合。
友人が雪山に行かないだけであなたは雪山での行動を共にするパートナーを失うことになります。
そんな時あなたはどうしたらいいのでしょうか。
新しい山仲間を探す?
雪山に一緒に行ってくれる山仲間を新たに探すのも一つですね。
ただ、いきなり雪山に行くのはちょっとハードルが高いかもしれません。
夏山や平地で少しずつお互いを知っていくことで雪山でのパートナーになってくれることかと思います。
ちょっと待ってください!!
そんなことしなくても雪山を一緒に始める方法を伝授します!!
その名も、、、
友達も雪山に行こう!大作戦
きっと成功することと思いますので、最後までお読みいただけましたら幸いです。
少しずつ雪山行こうって気分にしていきましょう
もともと行く気が無かった友人を雪山にいきなり誘っても難しい部分がありますよね。
少しずつ行きたいって思えるように徐々に誘導していきましょう!
軽アイゼンで雪山登山を始めてみる
防寒装備、軽アイゼン、ストックがあれば雪山登山は始めることができます。
最初のステップは雪山に足を踏み入れること、そして楽しむことです。
この時に注意していただきたいのが、山行は晴れの日(そして出来れば風が弱い日)に限ることです。
晴れの日は太陽の暖かさも感じることができ手先もあまり寒い思いをせずに1日を過ごしていただけることでしょう。
「ピッケル」は厳禁。ゆるい登山を推奨してみる
初めて1年はピッケルを使う登山は口にしないようにしましょう。
友人との間に温度差が出てしまうと距離感を感じてしまいます。
「今年はゆるーく雪山行こう」これが大事です!
試し履きだけをしにお店に行く
山に行かなくてもモチベーションを上げる簡単な方法がお店巡り、いわゆるウィンドウショッピング!
軽アイゼンで行く雪山に少しずつ慣れてきた頃に一度雪山用登山靴を求めて登山用品店に出かけてみましょう。
店員さんにも雪山用の登山靴をちょっと探してるんです〜。くらいで大丈夫です。
気軽に足を運んでみましょう。
↓下に続く↓
本格的な雪山にステップアップ
軽アイゼンでの雪山・冬山山行も何回か行き、慣れなども出てくる頃、雪山へのハードルが下がってくる頃は1年目の終わりか2年目、3年目の雪山シーズンになる頃でしょうか。
本格的な雪山登山にステップアップ、チャレンジしてみましょう。
こういう時は心強く、いざという時に頼れる山岳・登山ガイドと一緒に雪山に出かけてみてはいかがでしょうか。
日帰り山行から始めてみよう
1日5、6時間程度の日帰り山行でも十分楽しむことができます。
これまでの冬山、雪山の経験も手伝って、より充実した雪山登山になることが期待できます!
下山後には温かいお風呂に入ることで雪山登山の良さを改めて感じることができるかもしれません。
装備を買い揃えてみよう
軽アイゼンでの山行をしているうちに防寒装備などは徐々に買い足していると思いますのでそろそろ本格的な雪山に向けて雪山に適した登山靴、12本爪アイゼンを買い揃えてみましょう。
この時点でピッケルは不要!
必要になってきてもまずはレンタルなどで対応できます。レンタルでピッケルを使用させてもらうと自分が使い易い長さなどもわかってきますので、色々な長さのピッケルを試してみましょう!
そして誰にも頼らずに一人や友人と雪山に行きたいと思い始めたらピッケルも買うようにしましょう。
ハードシェルを買ってみる?
ピッケルを使う頃になるとアウターを滑りづらい素材に、また防風性・防寒性を高めていくことも大切になってきます。
ピッケルを使わない雪山登山では雨具(雨雲ハードシェルの一種)でも大丈夫ですが、より生地の厚い、ザラついたハードシェルを準備してみるのも良いかと思います。
雪上訓練にも参加してみよう
雪上訓練は雪山登山を始める上でとても重要な場になります。
装備の使い方、携行の仕方、歩き方、もしもの時の対応の仕方など幅広く教えてくれますので、必ず(といって良いほど)参加するようにしましょう!
アクティビティも積極的に活用
ただ登るだけだと雪山の良さは伝わりづらいかもしれませんね。
景色を見るだけなら夏山でも十分という方もいらっしゃいます。そこで普段しないようなアクティビティなどをしてみてはいかがでしょうか。
スノーシューでお散歩
雪上歩行装備のスノーシューを使ったお散歩をしてみるのはいかがでしょうか。
広大な雪原を自由気ままにお散歩するのは誰しもが心躍るもの。
トレースのない雪原に足を踏み入れてみてはいかがでしょうか。
スノーシューのレンタルだけでも良いですし、ツアーに参加してみるのも良いかと思います。
ヒップソリで滑る
人気のアクティビティといえばヒップソリ。
滑り台のようなちょっとした急勾配があれば滑ることができます。
ヒップソリのポイントは滑る斜面を地ならし(整地)して滑ること!
滑るうちに圧雪され、徐々にスピードも出るようになってきますので、楽しむことができます。