【初めての小屋泊】雨の日を快適に過ごそう!

yama-rainyday 山小屋

雨の日の山小屋

登山をしていると雨に降られることもあります。
日帰り登山であれば晴れの日だけに限って山行をすることはあっても、泊まりでは天気が崩れるという可能性も否定できません。

雨になることも考えて、パッキングや山道具を準備したいと思います。
そんな時に役立つ豆知識をご紹介します。

天気が雨という日を快適に山小屋で迎える方法

乾燥室を使おう!

多くの山小屋では乾燥室が設置されています。
発電機の廃熱を利用していることが多いように思いますが、業務用のヒーターなどが設置されていたりするので一晩で乾く仕組みになっています。
基本的には消灯とともに電源を落とすことになりますので、山小屋に到着次第乾燥室に干すようにしましょう。

取り間違いに注意

乾燥室は晴れの日には基本的に使われませんので、場所としても狭めに確保されています。
雨の日は宿泊者のレインウェアで埋め尽くされます。
他にもグローブ(手袋)、靴、ザック、衣服全てなどが干されていることもあります。

間違ってしまう事件も発生しておりますので、混同しないように気をつけましょう。
取り間違いが心配な時はネームタグがあると便利ですね!

レインウェアは引火しやすいことから、火災防止を理由に雨具類を干すことを禁止している場合があります。そんな中で盗難されました。といっても小屋番さんを困らせるだけですのでご注意ください。

ハンガーを持って行く

・靴のソールが剥がれたらハンガーで応急処置!

・骨折時にはストックと身体を固定!

・山小屋では衣服を干す!

山小屋でハンガーを使う

ハンガーは非常に有用な山道具の一つです。
ザックの背中パット部分に沿うようにして針金タイプのハンガーを持参するのがオススメ。
ハンガーを持っていることで小屋内の自室部分に干すことができます。
プライベートな物を干したり、高価な山道具を干す時に重宝します。

インナーシーツ(インナーシュラフ)を持って行こう

雨が続くと山小屋では布団を干すことができません。
そのため布団や枕、毛布(ブランケット)はジメジメしています。

そんな時はインナーシーツを持参しておくと快適な山小屋での睡眠を確保できることでしょう。
ちなみにインナーシーツは袋状になっており、スッポリと身体を入れて掛け布団と敷き布団の間で使います。

枕の部分も大切になってくると思いますが、タオルを敷くなどして対応するのがオススメです。
気持ち良く寝るためにもインナーシュラフを持参するようにしましょう!

睡眠時は雨音が気になるという場合に耳栓はあると便利ですよ!

 

脱デジタル生活をしてみよう

雨が降り、山小屋での停滞を余儀なくされる場合があります。
日中、山小屋で過ごすことも珍しい機会かもしれません。

非常に長い時間になりますが、脱デジタルな時間として過ごしてみるというのはいかがでしょうか。
携帯電話の存在を忘れ、連絡を絶つことで見えてくる空間の良さが山小屋にはあります。

読みれない本の量

大抵の山小屋では多くの本を取り揃えています。
本の多くは献本であることが多く、昔の山雑誌がラインナップされていたりします。

数日程度では読みきれない本の量があります。
何冊か手にとってみるのも良いでしょう。

山の話に花を咲かせる

ごく当たり前の会話かもしれませんが、自然と山の話をしてしまう不思議。

・これまでどんな山に登ったんですか?
・どこの山が良かったですか?
・明日はどこまで歩かれるんですか?

山に集った山仲間(偶然一緒になった方)と色んな話をしてみては?

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