新鮮な野菜が食べられる!?
生野菜が食べられる山小屋は非常に貴重でなかなかお目にかかれないこともありますが、食材が運ばれた日の夕食には鮮度の良い生野菜が食べられるという山小屋も。
GWや年末年始など長期間の連休が取れた際には、何日間もかけて山を縦走したりするという方が少なくありません。そんな登山者には生野菜は非常に喜ばれます。
そんな生野菜を食べられるのには理由があります。
それは食材の仕入れ方法がスムーズになったことにあります。
食材の運び方
・背中に荷物を背負って歩く歩荷さんによる人力
・ヘリコプター
・ケーブルカー
などの方法で荷揚げを行っています。
現在ではヘリコプターでの荷揚げも主流になりつつあります。
しかし、人力による歩荷さんの荷揚げも欠かすことができません。
実際にはLPガスや灯油などの燃料類、物販用の山グッズ、スタッフの荷物などの物資の荷揚げも行っていますので、全てが食材というわけではありません。
もちろん荷揚げがあれば、荷下げもあります。
小屋で出たゴミやトイレに関わる排出物などをヘリで荷下げしています。
冷凍食材は有難い存在
天候に左右されやすい登山。
それは山小屋も一緒です。
100人来るだろうと思って生野菜を仕入れて、急な天候悪化。
20人も来なかった日には大赤字です。
山小屋では食材を色々な料理に使い回したりと工夫を凝らしたりしています。
それでも食材の都合を考えると冷凍食材は有難い存在といえます。
冷凍食材の他にもレトルト食材を活用しています。
ランチを提供する山小屋では非常に有難い存在となっています。
Ex:カレー、パスタ、おでんなど