雪山をこれから始めたいという方にこれまでと違った視点からメッセージをお届けしようと思います。
テーマは「軽アイゼン」。
どういう位置づけで軽アイゼンを語るかで雪山の始め方が変わってきます。
今回は軽アイゼンを主役にして書かせていただきたいと思います。
軽アイゼンを装備する
軽アイゼンがあるだけで助かるシーンってたくさんあります。
登山道が凍結して滑る時や急な降雪時には持ってきて良かった装備と言えます。持ってきた自分を褒めたくなる装備のひとつなのです。
軽アイゼンの重さは、400gー500g程度のものが主流です。
秋も深まり、初冬を迎えるかどうかの頃からザックの中に軽アイゼンを装備しておくと万が一の際に役立つ装備となることでしょう。
軽アイゼンを登山靴の一部にする
軽アイゼンを登山靴に装着して歩くと最初は違和感も感じるかもしれません。
そんな一時も一瞬のことで、30分もすれば軽アイゼンでの歩行も慣れてきます。
軽アイゼンは爪が小さいものが主流のため、爪がしっかりと刺さることで靴底と雪面(地面)との間はほぼ無くなります。
そのため登山靴で雪をキャッチする感覚がしっかりと養われます。
この感覚は雪山で物凄く重要になります。
雪山登山では時にアイゼンを履かない歩行(いわゆるノーアイゼン歩行)が最善という時があります。
しかし雪山を始めたばかりでアイゼンを履かずに雪上を歩くのは怖いものです。
もし軽アイゼンを履いた登山靴で雪をキャッチする感覚が身についていた場合、アイゼンに頼ることなく歩行をすることへの抵抗もかなり軽減されるかと思います。
軽アイゼンの歩行を確実に自分のものにする、軽アイゼンを登山靴の一部にする場合は2,3時間の歩行を10〜20回程度繰り返し、2,3年かけて経験することが望ましいです。
前述のとおり12本爪アイゼンを装着しなくても良い場合があります。
では軽アイゼンで!と思うかもしれませんが、それすら必要なくノーアイゼン歩行で十分という場合があります。
そんな時にこの経験がきっと役に立つと思います。
軽アイゼンのまとめ
雪山を始めるのに12本爪アイゼンを購入して、雪山用登山靴を購入してという装備から入る方は多くいらっしゃいます。
ですが、軽アイゼンを履いて数年間雪の積もった里山を歩いてみるのもオススメです。
今流行りの雪上ウォーキング。家から近い里山に雪が積もった際に出かけてみると楽しい経験ができると思います。
軽アイゼンを要チェック
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