【まりの登山レポ】立山を満喫の2泊3日|立山三山縦走編|後編|北アルプス立山三山

室堂と富山湾が一望できる写真 本気で山を楽しむ
歩いてきた稜線が全部見えます

中編はこちら

真砂岳から立山三山登ります!

3日目

いい天気です。夕方は影になってよく見えなかった富士山も朝はとってもよく見えます。ご来光は見れなかったけど、少ししたら雲の上から顔を出してくれました。

富士山もくっきり
稜線からは見えなかったけど、雲の上から見えました

朝ごはんをいただいたあとは、今回登山のメインイベントである立山三山に挑みます。初めて立山に来た時は、雄山の奥に大汝山と富士の折立があるの知らなかったんですよね。笑

いざ出発して、まずは真砂岳を目指します。真砂岳の東側には氷河と認定された内蔵助雪渓を見ることができます。

立山真砂岳三角点にタッチ・2,861m
内蔵助山荘と内蔵助雪渓

次は富士の折立を目指します。この辺りから岩が大きくなり浮石も目立ち出すので、落石に気をつけながら登ります。

この辺りから急にゴツゴツした道になります

富士の折立山頂はこの先の岩の上にあります。が、いざ来てみるとどこから登るかわかんない…登りたいけど、どうしよう…

どこから登るかわかんない…

と悩んでいると、雄山の方面から颯爽と走ってくるお兄さんが!「こっちから登れますよー!」と案内していただき無事に登ることができました。

登って行く様子を動画で撮っていてもらっていたので、アニメーションにしてみました!米粒サイズの私がなんとなくわかりますかね?

正面じゃなくて左側から登ります

教えてもらったお兄さんに写真を撮っていただきました。登れてよかったです!

富士の折立の山頂・2,999m!剱岳も完璧!
富士の折立から見る剱岳とともにパチリ

次は、立山大汝山を目指します。山頂の横には避難小屋があります。避難小屋を少し過ぎたあたりに登り口があります。ここは、富士の折立と違って手を使って登るのは最後の3mぐらいです。手を使って登ったら山頂に腰をかけて写真を撮ってみました。

避難小屋としては本当の緊急の時にしか使えないとのこと
登り口の印・見た目より登りやすいです
立山大汝山山頂は3,015m!

ちなみに、大汝山の山頂からは黒部ダムを見下ろすことができます。ということは、黒部ダムからも山頂が見えるということなので、黒部ダムから見上げるのを忘れないようにしたいと思います!

黒部ダムが見下ろせます

そしてお次はついに立山雄山です!前来た時は雄山までだったので、反対側(南側)からしか見れませんでしたが、今回は北側から雄山神社の祠を見ることができました。空に浮かぶ神社ですよね。

山頂にそびえる祠のシルエットが、かっこいい

山頂では前回と同様に一番高いところに立って記念撮影をしました!見切れていますが、右側に雄山山頂3,003mの碑があります。また、参拝後にはお神酒をいただくこともできます。

立っている岩がてっぺんです。3,003m!
参拝後いただけます

この日は天候も素晴らしく(写真は雲だらけですが)日本三霊山の富士山・白山・立山を一度に見ることができました。あとは、白山に行かないとだな!

同じく日本三霊山の富士山(中央右)と白山(右)が見えます

参拝後は一ノ越山荘側にある三角点にタッチして一気に下山します。

雄山の三角点にタッチ!

一気に下山しすぎて途中の写真がありませんが、登りと降りとで別々のルートができているので特段混雑にも巻き込まれず、一ノ越山荘まで40分程度で降りることができました。

こうみると結構急だわ。

一ノ越山荘からは黒部ダムに続く緑が綺麗な斜面が広がります。

これから向かう人を羨ましがりつつ、室堂方面へ下山します。

歩いて黒部ダムへ向かう人々。うらやましい。

一ノ越山荘から室堂までは雪渓を渡ったり、石畳を歩いたりと変化に富んだ散策路が続きます。

アイゼンは不要。結構グズグズです。
改めて見ると本当に山に囲まれたところだ
大日岳を見ながら進むまーっすぐな散策路

そして、ようやくついた室堂ターミナルで記念写真を一枚取ります。バックには歩いて来た立山三山がそびえます。これにて登山は完了!

ようやく立山を制覇した!

下山後のお楽しみ

グルメ

ここは“これ”しかない!せっかく黒部ダムを経由するルートで帰るのに、“これ”を食べないわけにはいきません。“これ”とはもちろん「ダムカレー」!!

黒部ダムのダムカレーはレストハウス2階でいただけます。結構辛いグリーンカレーですが、辛くないのもありますよ!

黒部ダムから登ったとこが見えます。ダム中心ポーズで写真を撮ったあとはダムカレー!

温泉

温泉は、大町温泉郷の「湯けむり屋敷薬師の湯」。こちらは登山帰りの人のためにザック置き場が設けられていますので、大型ザックの人も気にせず行けますよ。ちなみに公式HPのクーポンやJAF・モンベル等の割引もあるので、要チェックです。

登山データ

参考までに今回の登山データです!
登った日:2019年7月19-21日(雨・ガス&曇り・晴れ)
登った人:ライチョウに会い隊2人
泊まった山小屋:雷鳥沢ヒュッテ・内蔵助山荘
アクセス:富山まで夜行バス・立山黒部アルペンルート
登山ルート:1日目9:00弥陀ヶ原バス停⇨一周して10:00弥陀ヶ原バス停・休憩30分⇨10:30旧道入口⇨12:30天狗平山荘⇨13:20バスで室堂へ⇨13:30室堂ターミナル・買出20分⇨14:15雷鳥荘⇨14:30雷鳥沢ヒュッテ⇨18:00夕食⇨21:00就寝
2日目5:30起床⇨6:00朝食⇨6:45出発⇨7:05雷鳥坂分岐⇨7:45新室堂乗越⇨8:05室堂乗越⇨9:40奥大日岳・休憩20分⇨11:30新室堂乗越・休憩10分⇨13:20別山乗越・剱御前小屋・昼食20分⇨14:20別山北峰⇨15:45内蔵助山荘⇨17:00夕食⇨20:30就寝
3日目4:00起床⇨5:00朝食⇨5:45出発⇨6:00立山真砂岳⇨6:40富士の折立・アタック15分⇨7:15立山大汝山⇨7:45立山雄山・祈祷ほか25分⇨8:45一ノ越山荘⇨9:30室堂ターミナル

余談

この立山登山の後、「剱岳 点の記」を見直してみました。出てくる地名もわかるとさらに楽しめる気がします。特に「室堂乗越」を「むろどうのっこし」と長次郎さんが言っていたのが印象的で、なぜか聞こえるたびにニヤついてしまいました。行く前に見るのもいいけど、行ってから見るのが個人的にはオススメです!

タイトルとURLをコピーしました