こんにちは!
まりです。調子に乗って早速2つ目のレポを書いてみようと思います。
去年の今頃は梅雨が明けた喜びで色んな山に行っていたので、ストックはまだまだあります^^
そして、天気が良かったので写真多めになります!
こんどはどこ?
こんどは北アルプスの入門編、残雪期が終わるこの時期、行こうかなーと考えている方が多い時期かと思い、唐松岳登山について書いてみることにしました。
行こうと思ったきっかけは?
答えは簡単!登山を始めて半年ぐらいの子達に、山小屋泊を体験してもらいたかったから。しかも、北アルプスで難所もなく比較的短いコースタイムな唐松岳はもってこいと思い計画しました。
いざ、唐松岳へ!
日本百名山の1つで、標高2659.9Mの唐松岳。北アルプスがいろんなところからよく見えて、ゴンドラで一気に標高1830Mまで登れるため、アルプス初心者向けとも言われています。
その分、高山病のリスクと、混雑に巻き込まれる可能性はあります。
唐松岳小屋泊登山レポ
そんなこんなで、またもや前置きが長くなりましたが、唐松岳の登山レポになります!
1日目
今回の登山スタートは朝一の新幹線で長野駅に行くとこから。長野駅のコンビニで買い出しを済ませ、白馬八方行きのバスに乗り込みます。(ちなみに、4人以上は回数券がお得ですよ!)
白馬八方バスターミナルで、温泉セットをロッカーに預け、八方ゴンドラリフト乗り場へ。ここで用意していた登山届けを提出し、ゴンドラ1本とリフト2本を乗り継ぐ切符を購入します。(ちなみに、モンベルやJAFの割引がありますのでカードをお忘れなく!)
そして今回は5人で行くと思わせておいて、実は大阪に転勤した友達をこっそり呼んでおりリフトを乗り継ぐ兎平で合流!
アルプスは各所から夜行バスが出ているため、こういうことができます^ ^
兎平で合流したら、2本目のリフトに乗ります。だんだんと、アルプスの山々が見えてきます。
このリフトの下は高山植物がたくさん咲いているので、散策している人も多くいます。
2本目のリフトを降りると、目の前には満開のニッコウキスゲが!思わず足を止め写真を撮りたくなる風景が広がります。
そして、3本目のリフトへ。ここまでくると下界が霞んで見えます。
3本目のリフトを降りて、八方山荘で準備をします。
トイレは各所にあるので、混んでるここで無理に行かなくても大丈夫です。
そして、いざスタート!最初はかなり整備された木道や階段をどんどん登ります。
30分も歩くと最初のポイント、八方山のケルンに着きます。こういうケルンが沢山あります。(この側にもトイレがあります)
さらに30分進むと、八方ケルンに到着。顔みたいでなんだか可愛いです。
途中お昼を軽く済ませたら、八方池へ向かいます。途中には雪が残っているところも。
そして、今回の登山の目玉1つ目、八方池に映る山々…と行きたかったが、この日は風が強く断念。
しかし、青空は綺麗だったので明日の下山に期待しみんなで写真を撮ります。
八方池から10分ぐらい進むと、ルート唯一の樹林帯がでてきます。この日はかなり暑かったので、嬉しい日陰になりました。
この辺りは地面がザレているので、気をつけて登ります。
そして、さらに1時間進むと扇雪渓や他の雪渓が出てきます。かなり溶けてきているので、つぼ足で登れば問題なしです。このあたりからかなり眩しく、半数の方がサングラスをかけていました。もちろん私も装着します!
雪渓からさらに、ゴツゴツした道を30分。さらに山々が近づいてきます。
こんな景色の連続だから、写真がどんどん増えてきいます。
このあと、少し急になり手を使って登るところも出てきます。けど、ここを乗り越えればもう直ぐ山荘です!
山荘に着いたらまずはチェックインをします。
唐松岳頂上山荘は6人以下は予約不要です。
途中下山する人に、「昨日は3人で布団1枚だった」と脅され、戦々恐々としていましたが、結果は6人で4枚と比較的ゆとりがある状況で一安心。安心したところで、ザックを置き唐松岳山頂を目指します!
山荘から山頂までは片道20分、荷物がないから楽々と登れます。
そんなこんなで無事に登頂!
そして、今回の目玉2つ目!一緒に登ってきた山小屋泊デビューの友人の誕生日祝いを山頂でしてみました!
ケーキは難しかったけど、ロールケーキならいけるだろうとのことで、ザックにしのばせてどうにか持ってきました!
喜んでもらえてよかったです^^
山頂を楽しんだ後は、山荘に戻り身体を拭いて着替えましたが、夕飯の18時半まではまだ時間もあります。
売店は夕飯後すぐに閉まってしまうので、その前にピンバッチを購入し、小屋の西側のベンチで景色を眺めながら生ビールを飲むことに!
そんなこんなで気がつけば直ぐに夕食の時間です。食堂(昼間はカフェ)からの景色も最高です。日の入りの時間によっては、夕飯は夕日を眺めながら食べることもできるそうです。(この日は人も多く3回に分かれての夕食でした)
この日は夕飯を食べ終わる19時ごろからちょうど夕焼けが見られました。太陽は雲に隠れていたけど綺麗な色でした。そんなこんなで夕焼けを堪能していると、消灯時間の20時はすぐに訪れます。
歯磨き粉を使わず歯を磨いて、明日の日の出を見に行くための用意をして、枕元にヘッドライトを置いておやすみなさい…
この日は、お話好きのお姉さまと同室でしたので、耳栓は必須でした。
また空気がこもっているため少しでもスッキリさせるべくカーテンの内側でハッカスプレーを2プッシュ。
これは鼻も通り呼吸もしやすくなるのでおススメです!
2日目
静かにおはようございます。日の出を見るために4時に起床します。枕元に置いた荷物を持ち、廊下で防寒着を着込みいざ外へ!
少しだけ高いところに移動します。
日の出はちょうど雲に隠れてよく見えなかったけど、朝のこの時間帯、この空の色はとても綺麗です。
日の出を楽しんだら今度は朝ごはんです。朝ごはんは来た人からだったので5時ぐらいからいただきました。
この日もレトルトではなくメインは焼き鮭なのが嬉しいです。ちなみに夜ご飯は使い捨てのお皿で朝ごはんはプラスチックの食器のなぞ…
朝食の後は下山するために、日焼け止めをしっかり塗って、化粧をして、ザックにパッキングをして…女性はやることが多いです(笑)そんなこんなで、ようやく山小屋を出ると、日の出の時とは一変したガスガスの景色が広がります。
小屋の外で靴紐を締め、6:15に下山開始です。
ガスっているおかげで高度感がなくなり、登りの時より恐怖感はありません。しかし、路面が少ししっとりしているので慎重に降ります。
しかし、30分も下ると雲の下に出たらしく、視界がクリアになってきました。雲海の上に富士山や八ヶ岳が顔を出しています!
7時になる頃には完全に晴れ渡ります。手前に雪渓、少し先に丸山ケルンが見え、その後ろに山々が見渡せます。
真っ青な空もいいけど、雲がある空も変化があって楽しいですよね。天気が良くなると写真も増えてきます!
そして、スタートしてから2時間もすると八方池に帰ってきます。登りの時は八方池に映る山は見えませんでしたが、下山の時は…
見えました!!
風が少しあったけど見えました!
テンション上がって友達にカメラを預け、対岸まで走って行き写真を撮ってもらいました。(派手な色の服にすれば良かった笑)
そんなこんなで、ひと遊びした後さらに30分も歩けばすぐにリフト乗り場です。途中の散策路周りは高山植物の宝庫なので、写真を撮りすぎて50分ぐらいかかりましたけど、それがまた楽しいものです。
登山データ
参考までに今回の登山データです。
登った日:2018年7月15日〜16日(晴れ・ガス・晴れ)
登った人:アラサー女子6人(半分初心者)
止まった山小屋:唐松岳頂上山荘(6人以下予約不要・1泊2食¥10,300)
アクセス:長野駅からバスで白馬八方+八方アルペンライン
登山ルート:1日目9:45白馬八方バス停⇨10:00八方駅・ゴンドラ⇨10:50八方池山荘・準備⇨11:30八方山ケルン⇨12:00八方池・昼食40分⇨14:00扇雪渓⇨14:40丸山ケルン⇨16:00唐松岳頂上山荘・ザックをデポ20分⇨16:40唐松岳山頂⇨18:00戻って着替えてビール⇨18:30夕食⇨20:00消灯
2日目4:00起床・日の出⇨5:00朝食⇨6:15出発⇨7:00丸山ケルン⇨8:30八方池・ひと遊び30分⇨9:50八方池山荘⇨10:30兎平・ランチ⇨12:00八方駅(半数が山小屋初めての初心者だったため、かなりゆっくりペースです)
あって良かったもの:モンベルカードかJAFカード・耳栓・サングラス・ハッカスプレー
下山後のお楽しみ
唐松岳の途中までは観光地
ここはお楽しみだらけ!観光地になるので、ご飯もいろいろあります。
今回は途中の兎平駅でピザを食べることにしました!お腹もかなり空いていたので、ペロリと一枚平らげます!
お腹を満たした後は、またもやゴンドラで降ります。降りたら即温泉!!!そして、温泉入ったらビール!
バス停そばにビールが飲めるカフェがあります。
コンセントも借りれるし、フライドポテトも美味しいので、バス待ちされる方にはオススメです!
結局暑すぎて、30分で2杯飲む!笑
その結果写真を撮り忘れる…
次はどこ?
と言いつつ、実は決めてます^^
週末に会社を1日休み、がっつり二泊三日で楽しむところを書こうと思います!ではまた!