登山愛好家にも喫煙者が非常に多く、これから登山を始める方でも喫煙できるのか気になる方も多いかと思います。
結論からお伝えしますが、山でタバコを吸っても大丈夫です。
喫煙者にとっては山でのタバコも街中同様肩身狭い立場になってきています。
決して吸っていけないわけではありませんが、マナーを守って吸うようにしましょう。
絶対守りたい喫煙マナー
山で綺麗な空気を吸いたい登山者にとって、タバコの煙は絶対吸いたくないもの。
マナー以前の問題とも言えますがお互いの思いやりがとても大切です。
そんな登山者がいることを理解してタバコを口にするようにしましょう。
歩きタバコ厳禁
休憩の始めと終わりは特にご注意ください。
吸いたい気持ちが早まってしまう人をよく見かけます。
まだ登山道に他の登山者がいるにも関わらずタバコを口に咥え、火を付け始めてしまっているケースが。
休憩終わりにも同様のことがよく起こっています。
必ず火を消してから移動を開始するようにしましょう。
風下で吸うこと
登山者が風下にいる状態でタバコを吸わないように、喫煙者自身が風下で吸うようにしましょう。
風下に登山道があることも考えられますので、そういった点でも配慮が必要です。
ポイ捨て厳禁
ゴミは原則すべて持ち帰るのが登山でのマナーです。
これは吸い殻、灰も同じ。
必ず携帯灰皿を持参するようにしましょう。
火の始末は完璧に
山の中では山火事のリスクも。
火の始末はキッチリするようにしましょう。
また携帯灰皿の中においても火が完全に消えたことを確認するようにしましょう。
気をつけたい喫煙者の思いやり
喫煙者の思いやりがあることで、非喫煙者も気持ち良く過ごすことができます。
思いやりの心を持って最大限の配慮で喫煙するようにしましょう。
口臭を気をつける
喫煙後、登山者と会話する際に気をつけたいのが口臭。
歯磨きをしてから数時間経ち、食後から数時間経っている時の口内は非喫煙者でも口臭を気にするもの。
タバコの臭いが加味されるとより気になります。
口臭に気をつけるようにしましょう。
登山者が現れたら消す余裕を持つ
休憩適地がない場合などには登山道の途中で休憩を取ったりするもの。
周りに人がいないのでタバコを吸いたいですよね。
タバコを吸って一息。
でも人が来てしまった。
こういう時にはタバコの火を消す余裕を持つようにしましょう。
テントは離れて張る
テントはマイホーム。
自分のエリアなのですからテント内でタバコを吸う場合もありますよね。
周りのことを考えると風下かつ離れているエリアにテントを張るようにしましょう。
喫煙者が思っている以上に非喫煙者はタバコの臭いに敏感です。
オーバー過ぎるくらい離れてテントを張ると良いでしょう。