草津白根山が噴火して考えること。

2018年1月23日、群馬県に位置する草津白根山(最高峰は2,171Mの本白根山)が噴火しました。
火山は観測が非常に難しく予測は不可能に近いようです。

そこで今回、雪山が噴火した時に考えられる危険性について考えていきたいと思います。

雪山、冬山に限らず夏山登山も含めて入山する際には危険性を意識しておかなければなりません。

まず一つ目に噴石の存在が挙げられます。

噴石

噴火における最大の危険は噴石になります。
上から、横から降ってくる(飛んでくる)可能性があります。

噴石にも種類があり、軽石状の噴石、溶岩の破片状の噴石などがあります。
サイズは想像を超える大きさの物からコブシ大、硬貨サイズの物まで存在します。
それぞれ10〜30Km以上飛散しますので、噴火から時間が経っても油断することのないようにしましょう。

シェルターの設置場所(火山防災マップ)などを事前に学習しておくこと、またヘルメットを装備しておくようにしましょう。

 

溶岩

溶岩が噴出する大規模な噴火の際に溶岩が流れ出します。

対策はありません。直ちに逃げるのみです。
少しでも遠く火口付近から離れるようにしましょう。

 

雪崩

地震、噴石における雪崩が2次災害として考えられます。

大きな危険を巻き起こすため、噴石だけに気を取られずに地形などを意識しながら逃げるようにしましょう。

 

その他に注意しておくこと

・火山口は山頂付近だけとは限りません。

・ヘルメットをすぐ被るようにしましょう。

・降灰対策としてゴーグルを装着しましょう。

・登山届は必ず提出しておきましょう。

・スキー場で被災した場合は林の中に逃げ込むようにしましょう。

 

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