ハードシェル買わなきゃ!って思う前に。。。
本を見ても、山の情報が載っているホームページ見ても、ハードシェルは必携装備になっていませんか?
でも、ハードシェルって雪山装備の中でも高い部類に入る装備(衣服)の一つ。 これが原因で冬山デビューを諦めている人もいるかもしれません。
ちょっと待って! ハードシェルはすぐ買わなくても良いんです。
まず考えて欲しいのは、 ハードシェルが必要な山、そんな環境下にすぐ行くかな?ってことです。
いえいえ、そんなすぐ行きませんよね。 まずは雪上訓練、低山の雪山だったりしますし、暴風の中行きませんよね?
もちろん、自然なので何が起こるか分かり得ませんが、あらかじめわかっている中では行かないと思います。
まずは代用を考えてみましょう!
月1回、2回の山行ペースであれば、雪山もシーズンで何回行くか。
また春になると残雪期になりますので、残雪期はハードシェルが不要かもしれません。 でしたら、雨具で代用してみませんか?
いえいえ、本当は雨具も立派なハードシェルなんです。 ただ冬用と何が違うかといえば、生地は厚くなりますし、堅牢性という意味では雨具は劣ります。
また滑落時に少しでも抵抗があるようにと冬用ハードシェルは生地がザラザラしているのが特徴です。
レイヤリングさえしっかりしていれば、 アウターは雨具で十分だなって思える時、そんな山がたくさんあります。 ですので、いきなりハードシェルを買うのではなく、雨具が最良の選択肢になると思いますよ!
どんな雪山へ行くか計画してみましょう!
前述の通り、ペースによっては厳冬期の登山含めても1シーズンで4、5回雪山に行きますよね。 その4、5回でいきない急勾配の雪山って経験値的に行くのは難しいです。
もしかしたら2シーズン通してもそういった山に行くことはないかもしれませんが、、、 それでも2シーズン目でようやく傾斜の厳しい、ピッケルが絶対必要な山に行くようになるかもしれません。
そういったタイミングでハードシェルの購入を検討されてみてはいかがでしょうか。 ぜひ皆さんの参考になれば、、、嬉しいです!