こんにちは。
登山ガイドの田中はじめです。
(購入時)アメリカの評価サイトで上位に出ていたサロモン社のSense Escapeが安価になり気になっていたこともあり遅ればせながら購入、使用してみました。
センスエスケープについて
基本スペック
重量 | 片靴270g(サイズMen 27cm基準) 片靴245g(サイズWomen 24cm基準) |
カラー | 現在は限りがあるようです。 (男女別で3色展開が基本) |
サイズ(cm) | Men 25cm〜32cm Women すでに取扱が無いことから不明 ※タイトな作りなので0.5センチ大きめ推奨 |
材質 | 合皮 |
ソール(靴底) | Contagrip® |
取扱販売店 | 主にネット販売 |
Sense Escapeの特徴
Wet Traction Contagripプレミアムソール
ソールにWet Traction Contagripプレミアムソールを用いており、濡れた登山道でも安心して履くことができます。
ソールの硬さはトレイルランニング仕様でありながらも一定の硬さを残しており岩稜帯における登山、トレイルランニングも安心して行くことができそうです。
体感レポ・履き心地
重太郎新道を歩いて奥穂高も登頂
上高地から重太郎新道を歩き前穂高岳、奥穂高岳と登頂。
下山にはザイテングラートを歩きましたが大きく転ぶこともなく安心した歩行ができました。
下山後も足の疲れも大きく残ることはなく、満足度の高い山行となりました。
クッション性はミドルクラス
インソールを変えることなく、購入時のノーマルな状態では登山靴と比べるとクッション性には劣ります。
それでも満足させてくれるだけのクッション性を備えており、安心して履くことができるのではないでしょうか。
ホールド感は期待薄
登山靴と大きく異なるのが足首部分の露出。
いわゆるローカットシューズであることです。
Sense Escapeもローカットシューズの一つです。
足首周りのホールド感は期待しないでください。
ただし脱げやすいなどの感覚はありませんでした。
Sense Escape最大の強み
ずばり十分な軽さ、クッション性、安価で手に入ることです。
Sense Escapeはすでに新モデルが出ているため安価な価格で販売されています。消費者にとっては非常に嬉しいことです。
そうした価格、Sense Escapeの持つスペックなどを考慮してバランスの良さが最大の強みと言えるかと思います。
Sense Escapeは皆様におすすめさせていただけるトレイルランニングシューズです。