雪山3種の神器が存在します!
雪崩(アバランチ/Avalanche)に遭った際に救助し、また救助されるのに役立つ装備があります。
アバランチ・ギアとも呼ばれ、雪山を登る際には今や欠かせないものになっています。
雪山3種の神器とは
- ビーコン
雪崩遭難時、最初に必要になるのがビーコンです。電波を送受信でき、探索できる機械になります。全員雪崩に遭っても、近くにいた登山者がビーコンで探してくれます。 - プローブ(ゾンデ棒)
ビーコンで埋没場所にあたりをつけたら、次にこのプローブを雪の中に刺して探索を行います。 - シャベル(ショベル/スコップ)
プローブで人が埋没していることを確認したら、シャベルで掘り起こします。
オススメのビーコン
★オススメするポイント:3つの電波を送受信しているモデルがオススメ。また表示の仕方で見易さが異なるので、選択のポイントになっています。
※原則として周波数はどの機械も同じですので、機種やメーカーが異なっても捜索時には反応し合います。
オススメのプローブ
★オススメするポイント:最低200cm後半の長さを基準に、軽さなどを選択のポイントにしています。
オススメのシャベル
★オススメするポイント:軽さと持ち易さ、また多様性に富んでいるかどうかを選択のポイントにしています。
4つ目の神器が存在します!
実は4つ目の神器が存在します。それがエアバッグ付きザック。
エアバッグシステムはこの数年で非常にラインナップが増えてきています。販売価格が10万円前後と価格もそれなりにしますが、命はお金に代えられませんので、リスクヘッジということで所有する方も増えているというわけです。オススメのザックはまたの機会に!
いかがでしたでしょうか。
雪崩対策の重要性をあげたらキリがありませんが、自然環境下にいる以上は何が起きても自己責任の世界。しっかりとした対策をして、雪山に臨みましょう!